
行先 | 硫黄岳(テント泊) |
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日付 | 03月08日(金) ~10日(日) |
参加者 | 4人 |
9日美濃戸口から北沢コースをたどって赤岳鉱泉に入山。以前夏に来たときに渡渉するところが数ヶ所あったと思っていたら、すべて橋が整備されて問題なく雪道の中を赤岳鉱泉に。小屋の裏手には、アイスクライミング練習用の巨大な氷の人口壁が整備されトレーニングに励んでいました。大同心、小同心と冬季にしか登ることができない壁を目の前にしているのですから。
9日は曇りで風もないが、赤岳鉱泉近くで-8℃、動いている限り問題はありませんがペットボトルは凍っていました。雪も乾燥していてパサパサ。テント設営後小屋でしばらく休憩です。
10日6時過ぎ赤岩ノ頭から硫黄岳を目指してテント場発。赤岩ノ頭まではしんどいジグザグの急登をこなしていきます。休息後、硫黄岳を目指して稜線を進んでいきます。久しぶりに完全装備にアイゼン、ピッケル、寒気と強風から身を守りながら硫黄岳ピークに到着です。頂上付近の気温は-13℃、風速15mとビックリする数字ですが、誰もが笑顔と満足感でいっぱいでした。しかも快晴の青空で「硫黄岳ブルー」とその青さはなんともいえません。雪の赤岳、阿弥陀岳を眼前に、またはるか360°の大展望は素晴らしかったです。残念ながら長居はできず気持ちよく下山です。
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