行先 | 荒島岳(テント泊) |
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日付 | 02月10日(土) ~11日(日) |
参加者 | 5人 |
10日 大阪発 勝原スキー場跡着10:00 スキー場跡11:00~シャクナゲ平14:00 テント設営
11日 テント場6:30~荒島岳8:10~シャクナゲ平9:00 ~ テント撤収後シャクナゲ平10:00~スキー場跡11:30
もともと1月に予定していた山行でしたが、雨天延期で今回の取 組みとなり、参加者も増えました。10日はやや不安定な予報で福井通過 時は雨でしたが、その後は雨に会わずにすみました。登山準備を整えて出発。はじめの勝原スキー場跡の登りは単調できついですが、やがて潅木の樹林帯から高度を上げてブナ林になります。登るにつれてブナの木も大きく、風雪に耐えた姿が見てとれます。今日の 野営地シャクナゲ平(1204m)への最後の急登を登りきってテント場到着で す。テント一張先着組がいましたが、吹田も少し離れた樹林に囲まれた所で整地をしてテントを二張設営しました。お茶の時間の後夕食ですが今晩は皆足がツルこととの格闘です。
翌11日、前夜はかなりの降雪がありました。夜中寝ていてもテントにあたる雪の音で、降雪の程度は何となく分ります。昨日つけたトレー スはふかふかの雪で埋まって一晩で2~30cmは降った感じがします。 6:30すぎ、夜明け前曇り空のなか空荷で荒島岳へ。途中難所といわれ たもちが壁があるのですが、階段や岩場は雪にすっかり覆われて目につきませんでした。何回かの急登をこえて長い斜面を根気よく登っていきます。この頃から雲間から薄日ものぞき始めて辺りの景色も見えてきて、やがて祠が目に入り荒島岳頂上に到着です。この頃は快晴微風で最高です。先に見えた祠は、近づいて見ると「えびのシッポ」の鎧をまとっているようでした。反対方向に目をやるとタップリと雪をかぶった白山、別山方面が望めてこの日5人が荒島岳最初の登頂者になりました。不安定な気象条件でしたが行動中は問題もなく、雪山での貴重なテント泊山行になりました。山も、ご飯も、楽しい話も皆さんありがとうございました。そしてご苦労様でした。
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