コース：マキノ石庭9:50～トラバース道分岐12:00～稜線上12:55 ～大谷山13:20～寒風14:25～さらさ温泉15:50 

乗合タクシーにお世話になり（一人300円）、石庭登山口に到着。あいにくの霧雨模様ですが、しばらくは樹林帯の中なので気になりません。高度を上げるにしたがって、登山道に残雪がチラホラ見えてきます。もともとは雪山で計画していたのですが、雪があるかどうか心配するほどでした。

トラバース道分岐付近ではすっかり雪道で、先行グループがいたので、その踏み跡が助けになりました。稜線に出る手前でその先行グループが引き返してきて情報交換、「稜線はガスと強風で大変」とのことでした。不安な気分になりましたが稜線上に到着です。なんとか見通しもきいて風もこなせそうなので大谷山へ。すっかり雪山の世界です。途中平原状の所で進路に手間取りましたがアドバイスで目的の大谷山頂上に到着です。稜線上は、平らなところでは雪は風で飛ばされて、吹きだまりではズボズボ足が取られましたが、一息入れてあいにくの天候なので、長居はせずに寒風に向かいました。寒風でゆっくり休憩をと思いましたが、メンバーの元気さと帰りのことを考えてさらさ温泉に向かいました。 天候が思わしくないなか、雪の大谷山に登ることができて貴重な体験ができました。

石庭からの登山道は、しっとり落ち着いた雰囲気の道でほとんど人に出会うことなく楽しめます。秋には紅葉、春にはイワカガミの大群落があり、また来てみたいものです。皆さまお疲れ様でした。